アタックリストは安全なもの?
アタックリストは、営業活動をする上で作成されるもので単なる顧客リストではなく、営業効率を高める情報や見込み客のマネジメント、また情報を入力し分析することを目的したものです。
アタックリストは一般的な顧客リストに営業活動に有益な情報を付与させたもので、会社情報だけでなく例えば担当者についての情報や、属性を付与したり、確実に連絡が取れる時間帯、ニーズの把握などが加わっています。
アタックしやすい内容が記載されていますが、同時に営業をしてみて断られた理由についても記載し、将来的に顧客になる見込みがあるか判断できるようにするなどの情報が付与されるものです。
アタックリストそのものは顧客リストと同じものですから厳密に運用すれば安全に行うことができます。
しかし、アタックリストはより詳しい情報が記載されることもあって、個人情報が含まれるケースもあるもので、これらが含まれるような場合には安全に配慮した運用が求められるものです。
営業の必須ツール、アタックリストの有効性について
営業部門では働いている人の多くは、アタックリストを作成し活用することを上司から命じられているはずです。
その一方で「本当にこれが役に立っているんだろうか?」と疑問に感じる人も少なくないと言われています。
結論から言ってしまうとアタックリストは営業において極めて有効な武器です。
ただしそれはリストを効果的に活用できるように作成している場合に限ります。
そもそもなぜリストを作るのかといえば、それは限られた仕事時間の中で完全にランダムに新規開拓先を選ぶよりも、話だけは聞いてくれる企業や、過去に自社の商品やサービスを購入してくれた企業に対して優先的に営業をかけた方が、結果に結びつく可能性が高いからです。
だからアタックリストは一度作ればそれで完成という訳ではなく、目的に応じて随時更新を行うことが大切で、個人で編集するよりも営業チーム全体がデータを共有し蓄積するべきです。
もしもリストを使った営業が上手くいってない時は、まずリスト自体の見直しを行いましょう。